日記を少し放置してた。
 近況は、体がだるく何もうまくできない間違いばかりの毎日だった。
 読書は更新しない間に数冊読んだ。つい最近読んだのは単行本版の「ブラバン」、文庫化すると聞いたので積んでいたのを急いで発掘して読んだ。面白かった。個人的には濃密な文体を期待してたけど、この作品も良かった。

 松っちゃんの映画観てきた。面白かった。
 独り言と叫びが良かった。好みの言い方がいくつもあった。
 映画ではある場所でパジャマのおっさんの回想シーンが入るんだけど、そこにすごい感情移入してとても不安になった。このときの座り込んだパジャマが印象に一番残ってる。
 やっぱり自分は松っちゃんが好きなんだと再認識した。

 ミスばかりしてる。注意力が足りないのは全面的に私がダメなのだろう。
 しかし確認したものが見事に間違ってるのは自分的に衝撃的だった。メモして傾向と対策を用意して間違いやすい箇所だとわかって確認したのに、間違ってた。
 確認とは私の中で何を認識して選択した結果なのか。 
 これは間違いやすいと思って見直した。でも間違ってた。
 基本的な行為そのものが不安になる。
 そう言えば最近気づいたのは、私自身にとって最大の関心事は睡眠、食事、排泄だ。これらが上手くいくことを望んで今を生きてる。
 あれだ。つまり、基本的な行動がダメなのかもしれない。たしかによくこけるつまづくし、つかんだものをすぐおとす。いろんなことは忘れるし、言葉も出てこない。何かもうダメダメ。さらにグインサーガのクイズ本が出てたので立ち読みしたら一問目の初級問題もわからなかった。びっくりした。答えを見たらすぐに思い出したのにわからなかった。中学生のときから大好きな作品も忘れてるし。

 映画を観た。すごい面白かった。
 何度か涙ぐんだ。
 マンガも出てるらしいので読んだら、内容が補完された。すごい二巻目が楽しみだ。
 人とのつながりがテーマだと思うけど、オズの管理部は何してんのとか思った。
 また映画観てるときは侘助に怒り感じてたけど、観終わると個人的に魅力的な人物は侘助だったな。

ケモノガリ (ガガガ文庫)

ケモノガリ (ガガガ文庫)

 とても面白かった。好みの展開だった。
 やっちまえ。あいつら、ゆるせねぇ。
 復讐への正当性を心底感じた。
 赤神くん、がんばれと読み終わって思った。

 この数週間、体がだるい。体力がない。さらに記憶力も衰えている。確かめたはずなのに間違いや失敗を繰り返し続けている。どうしたらいいのか。またいろんなことに関心が湧いてこない。夏バテかもしれない。軽く頭痛もあるので風邪気味かも。もうとことん何をしてもダメという気分で一杯だ。でもある本の感想を読んで久しぶりの読書欲が刺激された。ガガガ文庫から出てる「ケモノガリ」という作品を読んでみたい。好みの傾向の展開があるみたいなので、この落ち込んだ気持ちを一新したい。