いつのまにか指の先を切っていた。わずかな傷だが白い紙に押し付けると赤い点がじんわりとつく。 ボーっとして指を見る。何もうまく考えられない。記憶が時系列で結びつかない。 泡坂「乱れからくり」を少し読む。面白い。
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