■
- 作者: 西尾維新
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/06
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (177件) を見る
わけがわからなかったが楽しんで読めた。
この奇妙な世界は刺激的だ。世界観自体が説明されず戸惑って読んでいたが、そういうものとして読むと面白い。
皮相な理解だが小説は面白ければ何でもありと思ってる。この作品は面白かった。でも何が面白かったと考えると何だろう。文体のリズムか。世界観の奇妙さか。ふむ、何を面白いかと思い出すと語り手の「私」が面白かったのか。
何だか私の感想は薄っぺらいな。読んでるときはいろんなことを思っていたのに、文章が下手なため言葉がうまく出てこないまま、上辺だけをすくっているようだ。短文が多く、論理展開が長文で成されるほどの内容が無い。文章修行を目指すなら長文で書くべきなんだが。
次回からはこの点を注意して記そうと思う。