九月も終わった。感想を書き続けて一ヶ月経ち、読み終えた本はマンガを含めて21冊
 感想を書くことを意識して読んでいたのでそれなりにがんばって読めた。
 だが感想を読み返すと、印象の羅列や何を褒めてるかわからないことを書いてるだけで、とても当初の目的だった未読の人に本を薦める事などできてない。というか本を薦める文章になってない。
 読む人を意識して書くことが注意事項だったはずが、自分の感想を自分のために書いてるだけだった。反省。
 けれど個人的には充実していたのかな。一冊一冊をただ面白いという感想だけで読み終えてきた以前より、読書を楽しんだのではなかろうか。
 
 読む人にわかりやすく伝えたい事を書くという試行錯誤は、感想を書くことでもう少し続けていこうと思う。
 
 以下、自分への反省のまとめ。
 褒め言葉の語彙が少ないのはこの感想を書いていて気づいた。ここは勉強のいるところ。また何が面白かったと明確に記してなかった。
 そして感じたことを言葉に当てはめていくことがうまくいってないことも問題だ。うろ覚えだが開高健が味を言葉で表現できれば一人前と書いてたけど、体感を言語にばっちり適合させるのはやはり難しいんだろう。迷い悩みながら書く作業の中で身につけるしかないか。
 次に他人に本を薦めたいのなら本のジャンルを一本化したほうがよさそうだ。今月はミステリ中心だったが、私はとくにミステリに造詣が深いわけではない。
 最後に知ってることをただ書きたいだけという文章がいくつかあった。これは今度から書かないようにしよう。上記の開高健の例えもわかりやすく伝えるために引用したが、ただ知ってることを書いてるだけになってないか心配だ。