オートフィクション

オートフィクション

 表紙の赤が刺激的だ。
 この作者の「アッシュベイビー」が面白かったので読んでみた。
 これも主人公の内面を中心に描かれている。
 この独白の連続は嫌いじゃない。畳み掛けられる感じが良かった。
 「アッシュベイビー」の感想でも、この内面描写を評価したんだが、この作品の方が細部に渡って自問しているように思えた。