扉の外 (電撃文庫)

扉の外 (電撃文庫)

 作品の内容を明かして今回は感想を書くので未読の方は以下の文に注意してください。
 面白かった。
 もしこんな状況に陥ったら、どうしたらいいのかと作中人物たちと共に悩みながら読んだ。
 ただクラスメートの個性を限定して描いてあるため、三十人いる部屋がとても狭く感じた。
 そして終わり方はとても不安な印象を読後感に残した。彼らはどうなるんだろう。答えが欲しいけど、この不安なラストも嫌いではない。