2007-05-31 ■ 小説 感想 飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)作者: ケストナー,丘沢静也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: 文庫 クリック: 15回この商品を含むブログ (83件) を見る 恥ずかしながら初めて読む。たしかケストナーの名を知ったのは「Papa told me」だったと思う。いつか読まなくちゃと思いながら今日に至ったのだが、新訳も出てたので読んでみた。 読みやすい。児童文学だから当たり前かもしれないが、すぐに読み終わった。 寄宿舎で生活する五人の生徒を中心にした物語が描かれる。 まだ幼さから抜け出せない彼らを見守りつつ読んだ。でも終盤が少し物足りなく感じた。 ところでウエルベック「素粒子」でも寄宿舎のシーンがあった。「飛ぶ教室」とは別世界だ。