2007-06-22 ■ 小説 感想 空色ヒッチハイカー作者: 橋本紡出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (43件) を見る 読み終えた。 この作品は数日間の車の旅が描かれている。 主要人物の迷いや身勝手さが面白かった。 読んでいて私はその主要人物である彰二くんを興味深く感じた。この彰二くんは自分のやりたいことを押し通す行動力をこの旅で証明したと思う。そしてこの行動力は彰二くんが憧れる兄と似たものだろう。彼ら兄弟は世間的価値より自分のやりたいことをやり通したわけだ。実際彰二くんのこの旅は思いついても実行する人はいないと思う。