面白い。描かれる世界設定に個人的な問題意識を刺激されながらも、主人公の女性たちがどうなるかを知りたくて夢中で読んだ。
 自我とは何か。永井均の著作をバイブルにしてる私としては、この問題を考えさせられる作品だった。
 またこれは私の読み込みが足りないかもしれないんだが、動機がわからないことが多々あった。
 とくに圧倒的な力を持つ存在として描かれるインベーダーの意図がわからなかった。何しに来たのか。