恥を恥と思わないようになってしまったなぁ。
 間違いを気づかず、何も頭に浮かぶことなく暮らしているような気がする。
 疑問を抱くこともできない。でもやってることが間違いだらけという不安はある。
 
 私は子供の頃から何か思うことがうまくできない。一方で感じたり思ったりするのを息をつめて我慢してるような感覚もある。何か感じたら辛いことばかりだから、何も思わないように振舞ってるつもりなんだろうか。

 とりあえず言葉がいつも思いつかない。あわあわとリアルに言ってしまったこともあるし。
 
 こんなことを書いてるのは巡回する日記で「感想を書くこと」についてガツンとやられたからだ。
 
 私の場合は読書体験を言葉に何とか表現したいんだが、何故か感想を書く段階で何も出てこない。頭真っ白になり言葉が出てこないので四苦八苦してしまっている。読後感を正確な言葉で表現できない。
 いや読んだのに何も思ってないのかもと、読了後いつも不安に思う。それを否定するために読んだ内容にどう感じたかを苦し紛れに書いてきた。そして今まで足掻いてきてわかったことがある。言葉が出ないのは言葉を知らないからかもしれない。