■
- 作者: 倉橋由美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/09/25
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 94回
- この商品を含むブログ (103件) を見る
読んでいて途中で未紀の日記が創作でも事実でもどちらでもよくなった。
それより注目して読ませてもらったのはこの小説のテーマだ。よく考えた事のないテーマだった。何故禁じられているんだろうかと改めて考えた。そして自然なことが非人間的なこととされているという指摘に驚く。今の我々にはもう自然的な行為では無いだろう。何故それを禁じるのかという明瞭な理由を、私は知らないことを知った。個人的な結論としては本人同士が合意なら仕方ないことじゃないかなと思った。
追記 何度か推敲し文章変えました。