同じ過ちを繰り返したくない。そう思いながら気づけば繰り返している。すごく落ち込んだ。確かめても確かめても間違ってる。注意力を維持する体力が無いのか。そう思いながら帰路を歩いていると、不思議なもので急にずっと昔に読んだ小説のシーンが思い出された。それは薄っぺらい会話の描写と思っていた。どこかで聞いたようなことを書いてあった。だがそんな薄っぺらな会話しか出来ない二人ということを描いているんだと今さら気づいた。盛り上がったように見せてただけで二人は話を合わせてるに過ぎなかったのか。読み込めてなかった。
 
 いろんな所で間違いと失敗を積み重ねている。