ザ・ロード

ザ・ロード

 読了した。面白かった。
 荒廃した世界で父と息子が寒さから逃れるために南へ向かうというのが、この作品の簡単なあらすじになるだろうか。
 私が読みながら思ったのは、なぜ荷物を運ぶのがあれなのかということだ。もっと合理的なものありそうだけど、他に探しても無かったのかなぁ。そして恥ずかしながら訳者あとがきを読むまで、某名作劇画の類似性に気づかなかった。言われたらたしかにそうだ。
 
 ずっと親子を心配しながら読んだ。万人の闘争状態の中でどう生きていけばいいのかな。