2007-05-24 ■ 小説 感想 月光スイッチ作者: 橋本紡出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/03メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (33件) を見る 読み終えた。全体的にあっさりした話だった。 一般的に愚かだとわかってもやめられないことはよくある。 この作品はそういうことが描かれていると思う。 また読んでいてやっぱり自分の行為を棚に上げてえらそうにしてしまうことは、いけないんだけどやってしまうものだと思い知らされた。 この読み終えてのあっさり感は意図されたものだと思うが、一番個人的に面白かったのは主人公の香織があるシーンで苛々した感情を子供にぶつける所だったかな。