読みかけの一冊を読了。どうしてこんなに時間がかかったのかな。面白くて日記の続きが気になって夢中で読み終えた。
 それから溜まってたアニメ「ペルソナ トリニティ・ソウル」を最終話まで視聴した。 
 神郷兄弟の長兄諒に心を何度も揺り動かされた。弟たちを守るための決断と寡黙の彼が背負ってきた真実。「朱に染まる雪原」の悲劇のあの叫び。とくに不可抗力で大切な人を殺してしまったシーンはあまりにも悲しかった。
 また過去の事実を思い出した神郷慎が、幻視させられたあったかもしれない未来の家族の姿は見るのは痛々しいものがあった。
 個人的にこのアニメを見続けようと思ったのは末っ子の洵くんが作ったシチューが台無しになる所だ。見ていてせっかく家族のつながりを取り戻そうとしてるのにそれができないのが見ていて辛かった。
 印象に残るのはこういうものが多かった。喪失感が見終わって残るアニメだった。